Left Continue shopping
Your Order

You have no items in your cart

Promotion
Read more

イラスト図解ですっきりわかる算数

新算数教育研究会/編


読者対象:小学校教師

出版年月:

ページ数:120

算数教育で大切なことのすべてが、簡単にわかる!

本書の概要

資質・能力、数学的な見方・考え方、数学的活動、深い学び、発問、協働的な学び……。現行の学習指導要領のキーワードから、今さら聞けない算数の授業で押さえておきたいことなどをイラストを交えてわかりやすく解説します。

本書からわかること

学習指導要領で算数は大きく変わった!

算数科の学習指導要領は、数学的に考える資質・能力の育成を目指し、学力の「三つの柱」のそれぞれに対応する資質・能力を明らかにする形で、教科目標と指導内容を示しています。この「資質・能力ベース」の新しい教育課程の基準では、育成を目指す「知識・技能」や「思考・判断・表現力等」、「学びに向かう力や人間性」が、どのような数学的な見方・考え方の働きのもとで身についていくのかを検討し、算数科の領域を再構成した上で、中学校への接続を踏まえて教科内容が整理されています。
実際、この改訂においては、従来の4つの内容領域が再編成され、「A 数と計算」、「B図形」、「C測定」(下学年)、「C 変化と関係」(上学年)、及び「D データの活用」の5つの領域構成となりました。また、これらの領域の内容に関連して子供たちが取り組む活動として、数学的活動が位置づけられています。さらに、統計教育の充実、割合に関する指導の改善等、算数教育の現状と課題、今後の展望を視野に、内容の変更も行われています。

算数教育を勉強しようと思ったら…

このように大きな変更を含む学習指導要領の改訂の趣旨とその実際を、イラストを交えてわかりやすく解説したのが本書です。執筆陣は、学習指導要領の作成協力者をはじめとする、新算研が誇る算数教育を牽引する大学・小学校の先生方という豪華布陣。現在の算数教育を勉強しようと思われる方には、間違いのない一冊となっております。

算数授業についてのお悩みも解決!

本書は、算数の授業づくりでのお悩みについてもお答えしています。新設された領域の授業づくりや見通しや振り返りの重要性、子供の間違いを生かした授業の仕方等、今さら聞けないことまで丁寧に解説。算数の授業改善に、ぜひお役立てください。

こんな先生におすすめ

算数教育を勉強したい先生。算数専科の先生。

目次
第1章 学習指導要領のキーワード
「数学的な見方・考え方」とは  
「数学的な見方・考え方を働かせる」とは  
「数学的活動を通して」とは  
「数学的活動」は「算数的活動」とどう違う?  
生きて働く知識・技能  
未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等  
学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性等  
領域はどのように変わったか?  
新しい指導内容には何があるか?  
新領域の指導はどうするのか?  
領域変更した内容の指導はどうするのか?  

第2章 授業改善の視点
算数科での主体的な学びとは  
算数科での対話的な学びとは  
学びを深めるってどんなこと?  
生きて働く知識・技能を習得するには  
思考力・判断力・表現力を育成するには  
学びに向かう力・人間性を涵養するには  
カリキュラム・マネージメントとは  
カリキュラム・マネージメントで教科をつなげるには  
カリキュラム・マネージメントで単元をつなげるには  
カリキュラム・マネージメントで授業をつなげるには  

第3章 学習評価
観点別評価の新しい観点はどうなるの?  
指導要録の書き方は変わるの?  
全国学力・学習状況調査の枠組みは変わるの?  
知識・技能の評価はどうするの?  
思考・判断・表現の評価はどうするの?  
主体的に学習に取り組む態度の評価はどうするの?  

第4章 算数科指導のQ&A
見方・考え方を働かせると、習得できる知識・技能はどう変わるの?  
「結論の妥当性についての批判的な考察」ってどういうこと?
「算数・数学の学習課程のイメージ図」はいったい何者?  
「深い学び」は資質・能力を高めるの?  
「統合的」と「発展的」はなぜセットなの?  
第4学年の「割合」では何を教えるの?  
「メートル法」とは何なの?  
「目的に応じたデータ収集」は具体的にどうしたらい今回の改訂で統計の内容の扱いはどのように変わったの?  
ドットプロットはなぜ出てきたの?  
プログラミング学習はパソコンを使えるようにすることが目的なの?  
算数でプログラミング的思考はどう扱うの?  
授業の中で子供同士を関わらせるポイントは?  
「見通し」と「振り返り」は、なぜ重要なの?  
子供が問題を発見するには、どう授業を変えたらいいの?  
「は・か・せ」だけでは不十分?  
子供の間違いを生かした授業をするには?  
練り上げをうまく行うにはどうしたらいいの?  
自力解決は短くしないといけないの?  
クラス内で理解の差があるときには、どんな指導をすればいいの?  
今時、計算技能は必要ないの?  
担任が行うカリキュラム・マネジメントってどんなもの?  
ルーブリック評価やパフォーマンス評価など、評価の仕方も変わるの?  
見方・考え方は評価するの?  
「資質・能力」はどうやって評価すればいいの?  
「評価と指導の一体化」はどのようにしたらいいの?
著者プロフィール
清水 美憲(筑波大学・新算数教育研究会会長)
齊藤 一弥(島根県立大学)
池田 敏和(横浜国立大学)
二宮 裕之(埼玉大学)
蒔苗 直道(筑波大学)
細水 保宏(明星大学)
松尾 七重(千葉大学)
西村 圭一(東京学芸大学)
清水 紀宏(福岡教育大学)
高橋 丈夫(成城学園初等学校副校長)
中川 愼一(元富山県南砺市立福光東部小学校長)
日野 圭子(宇都宮大学)
大澤 隆之(学習院初等科長)
椎名 美穂子(畿央大学)
岡崎 正和(岡山大学)
小口 祐一(茨城大学)
青山 和裕(愛知教育大学)
山本 光(横浜国立大学)
長谷 豊(目黒区立八雲小学校長)
上野 和彦(玉川大学)
八木 陽(元八千代市立村上小学校長)
内田 宏(前さいたま市立指扇北小学校長)
日出間 均(十文字学園女子大学)
茂呂 美恵子(大田区教育委員会)
大石 京子(台東区立浅草小学校長)
矢部 一夫(浦和大学)
白井 一之(荒川区立第一日暮里小学校長)
小坂 裕皇(植草学園大学)
神原 一之(武庫川女子大学)
菅野 宏隆(玉川大学教職大学院)