学習評価
読者対象:
出版年月:
ページ数:300
【教育書ベストセラー『深い学び』から3年。田村学教授最新刊】
「知識の構造化」とリンクさせ、
いつでも・どこでも・だれでもできる評価規準の作成を!
資質・能力を育成するために授業をさらに改善する、学習評価の具体的手順を、
前作『深い学び』から更にバージョンアップした「知識の構造化」概念とリンクさせてイチから解説。
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学習評価は、教育課程にも、子供自身にも、地域や保護者にとっても機能すべき重要な行為なのである。そうした点から考えるならば、誰もが分かりやすいものであること、複雑ではなく簡便であること、個人や実施者によって違いが生まれるのではなく安定的であることなどが求められる。そのことは、結果的に、学習指導要領を基準とし踏まえたものであることを意味する。また、多くの教師が理解し、実施できるものでなければならない。そして、シンプルで平易に表現できるものでなければならない。「いつでも」「どこでも」「だれでも」実施できる学習評価が求められている。(第1章本文より)
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妥当性と信頼性を備えた学習評価で、「深い学び」のグレードを上げる。