はじめに 1
1章 かかわり方を変える 7
1 言葉によって人の反応が変わることについて考えてみる 8
2 “形式”よりも“意味”を大切にする 10
3 子どもにそのときの気持ちを尋ねてみる 13
4 「対話」を生まない教師の言葉があることを知る 16
5 「困っている子ども」を大切にしていく 19
6 子どもから「わからない」という言葉を引き出そうとしてみる 21
7 子どもの様相に合わせて使う言葉を増やしていく 23
8 子ども同士をつなぐことを意識してみる 25
9 教師が説明すると子どもたちはどうなるかについて考えてみる 27
10 教師が説明をするのではなく子どもに話しかけてみる 30
11 何度言っても伝わらないときはその子どものやる気を価値付ける 32
12 多くの子どもたちに気を配ったり気を遣ったりする 34
13 発表者と聴いている子どもの両者へ言葉をかける 36
14 子どもたちのせいにせず自分を振り返ってみる 38
15 教師も「わからない」と言ってみる 40
2章 授業の型を変える 41
1 子ども同士の人間関係を考える 42
2 かわいい子どもたちに自由に交流をさせてみる 44
3 子どもたちが困るタイミングについて考えてみる 47
4 “型”よりも“子ども”の方が大切だということを思い出す 49
5 「ペア学習」を仕組むタイミングと教師の意図について考えてみる 51
6 ノート指導は子どもたちへの“言葉かけ”を考えてみる 57
7 授業を途中でとめ"続き”を考えてノートに書かせてみる 62
3章 教材を変える 67
1 教師も“算数を楽しむ”という思いで変えてみる 68
2 形や数値を変えて考えてみる 70
3 観点を変えて考えてみる 72
4 付け加えて考えてみる 74
5 学年を越えて考えてみる 77
6 答えがいくつもある問題をつくる 79
7 答えがたくさんあるように見えて1つしかない問題をつくる 81
8 答えがない問題をつくる 83
9 問題の提示の仕方を変える 85
10 子どもの言葉から問題をつくる 87
11 かくし方を考えてみる 91
4章 展開を変える 93
1 ある場面でその先がどうなるかを考える 94
2 子どもたちが何を考えているのかわからないときは…… 98
3 「調べましょう」ではなく、考えるきっかけをつくる 102
4 子どもたちに根拠を尋ねることも大事 106
5 「きまりが見つかった人?」とは言いたくない 110
5章 授業を変える 115
5年「三角形の面積」の授業改善記 116
1 はじめての実践 「発問を変えてしまい失敗」 121
2 2回目の実践 「なかなか本題に入れない……」 124
3 3回目の実践 「子どもの問いは生まれたが……」 133
おわりに 137
著者紹介 139