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澤井陽介の社会科の授業デザイン

澤井 陽介/著


読者対象:小学校教員

出版年月:

ページ数:216

子供たちの発言を紡ぐストーリー
教師が演出する4つの授業デザイン
①「問い」のデザイン
②「教材化」のデザイン
③「協働的な学び」のデザイン
④「学習評価」のデザイン


子供の発言は、正しさに迫っていくための素材。
間違う子がいるから、間違いに気づける。変わった答え方があるから、こんな見方があるのかと気づけるのです。


「先生、次は何をするの?」
指示待ちだったあの子の質問が…
「今日は、~するんでしょ?」
「次は、~していい?」
確認の質問に、提案の質問に変わる!
だから、どの子も輝く!どの子も活躍できる!


 学習指導要領の柱である学力の3要素(①基礎的・基本的な知識技能、②言語活動を通じた思考力・判断力・表現力の育成、③学習に取り組む態度の醸成)にも触れながら、社会科授業のつくり方を丸ごと1冊にまとめます。


 はじめに 2
序章 ある日の授業より
 小学校の教室(福島県の授業)

第1章 当たり前だけど、とても大切なこと─あまり語られない社会科の本質
 社会科における子供の学びの姿
 1 答えを探しながら発言している子供
 2 社会科は間違いを大切にする教科
社会科の学習内容
 1 実社会によりかかる内容
 2 この国の「当たり前」を支える
社会科の第二フェーズを考える
 1 未来志向型の社会科
 2 子供が描く未来の「イメージ」
 3 大人の後ろ姿を透かして社会を見る子供たち
 4 大人でも解決の見通しがつかない問題を子供に投げかけても答えは出ない
 5 グローバル化の視点をもつ
社会科で学ぶもの、育つもの
 1 育まれる「心」と「コミュニケーション」=計り知れない教育効果
 2 社会のなかで生きる人間の姿を学ぶ教科

第2章 社会科に親しむ、もっと楽しむ基礎知識
学習指導要領と社会科
 1 学習指導要領とは?
 2 マニュアルをほしがる教育現場
 3 学習指導要領の示し方
 4 「公民的資質」とは
「思考力・判断力・表現力」と社会科
 1 「知識」を活用した「思考」を
 2 「思考力・判断力・表現力」と社会科の高い親和性
 3 子供の「思考・判断・表現」を見取るむずかしさ
社会参画と協働的な学び
 1 なぜ「よりよい社会の形成に参画する資質や能力」なのか
 2 社会参画への基礎を育てるふたつの軸
 3 社会参画への基礎を育てるふたつのベクトル
まずは問いをもって授業に参画
 5 協働的な学びと社会科

第3章 ついついやってしまいがちな社会科授業の「ある、ある」
ついやってしまいがちな社会科授業
 1 つじつま合わせの授業
 2 限られた子供しか発言しない授業
 3 「はい、わかりました」の授業
教師が介在してストーリーをつくる
 1 発問と情報提示
 2 「褒める」「聞き返す」「誘導する」
 3 子供の予想を大切にする
 4 子供の理解を揺さぶる
授業のよさは教材4割、学級経営6割

第4章 社会科授業の4つのデザイン
「問い」のデザイン
 1 1単元、1サイクル、1学習問題の授業
 2 子供のなかで「問い」が生まれるとき
 3 目標の裏返しが学習問題ではない
 4 学習問題を子供のものにする
 5 「なぜ」と「どのように」の組み合わせに着目
 6 学習問題づくりには複数のスタイルがある
 7 問いの質を高めた学習問題─ふたつ目の学習問題
「教材化」のデザイン
 1 「教材化が命」
 2 「情報の焦点化」を
 3 「工夫や努力」は、はじめから見えない
 4 教材研究とは
 5 教材開発する先生を賞賛する子供たち
 6 3つの資料化のバランス
「協働的な学び」のデザイン
 1 社会科では協働的な問題解決を目指す
 2 気づきをつなぎ合う
 3 予想を磨き合う
 4 学習計画は子供と共につくりあげる
 5 「疑問」と「予想」と「学習計画」
 6 社会的事象の意味を話し合う
 7 力を合わせて学習のまとめをする
 8 実社会の人々の協働的な問題解決を学ぶ
 9 実社会の人々と協働する(社会参画への基礎)
「学習評価」のデザイン
 1 評価は技術
 2 指導したことを評価する
 3 「思考・判断・表現」は、理解との関係に着目
 4 学習のまとめは、子供の言葉で
 5 単元の「指導と評価の計画」は全体設計図
 6 子供の大切な学びの姿を

第5章 社会科への思い
私の授業を受ける子供はかわいそう
子供は、なぜかわいい?
そうして私たちは少しずつ日本人になっていく

おわりに
目次
 はじめに 2
序章 ある日の授業より
 小学校の教室(福島県の授業)

第1章 当たり前だけど、とても大切なこと─あまり語られない社会科の本質
 社会科における子供の学びの姿
 1 答えを探しながら発言している子供
 2 社会科は間違いを大切にする教科
社会科の学習内容
 1 実社会によりかかる内容
 2 この国の「当たり前」を支える
社会科の第二フェーズを考える
 1 未来志向型の社会科
 2 子供が描く未来の「イメージ」
 3 大人の後ろ姿を透かして社会を見る子供たち
 4 大人でも解決の見通しがつかない問題を子供に投げかけても答えは出ない
 5 グローバル化の視点をもつ
社会科で学ぶもの、育つもの
 1 育まれる「心」と「コミュニケーション」=計り知れない教育効果
 2 社会のなかで生きる人間の姿を学ぶ教科

第2章 社会科に親しむ、もっと楽しむ基礎知識
学習指導要領と社会科
 1 学習指導要領とは?
 2 マニュアルをほしがる教育現場
 3 学習指導要領の示し方
 4 「公民的資質」とは
「思考力・判断力・表現力」と社会科
 1 「知識」を活用した「思考」を
 2 「思考力・判断力・表現力」と社会科の高い親和性
 3 子供の「思考・判断・表現」を見取るむずかしさ
社会参画と協働的な学び
 1 なぜ「よりよい社会の形成に参画する資質や能力」なのか
 2 社会参画への基礎を育てるふたつの軸
 3 社会参画への基礎を育てるふたつのベクトル
まずは問いをもって授業に参画
 5 協働的な学びと社会科

第3章 ついついやってしまいがちな社会科授業の「ある、ある」
ついやってしまいがちな社会科授業
 1 つじつま合わせの授業
 2 限られた子供しか発言しない授業
 3 「はい、わかりました」の授業
教師が介在してストーリーをつくる
 1 発問と情報提示
 2 「褒める」「聞き返す」「誘導する」
 3 子供の予想を大切にする
 4 子供の理解を揺さぶる
授業のよさは教材4割、学級経営6割

第4章 社会科授業の4つのデザイン
「問い」のデザイン
 1 1単元、1サイクル、1学習問題の授業
 2 子供のなかで「問い」が生まれるとき
 3 目標の裏返しが学習問題ではない
 4 学習問題を子供のものにする
 5 「なぜ」と「どのように」の組み合わせに着目
 6 学習問題づくりには複数のスタイルがある
 7 問いの質を高めた学習問題─ふたつ目の学習問題
「教材化」のデザイン
 1 「教材化が命」
 2 「情報の焦点化」を
 3 「工夫や努力」は、はじめから見えない
 4 教材研究とは
 5 教材開発する先生を賞賛する子供たち
 6 3つの資料化のバランス
「協働的な学び」のデザイン
 1 社会科では協働的な問題解決を目指す
 2 気づきをつなぎ合う
 3 予想を磨き合う
 4 学習計画は子供と共につくりあげる
 5 「疑問」と「予想」と「学習計画」
 6 社会的事象の意味を話し合う
 7 力を合わせて学習のまとめをする
 8 実社会の人々の協働的な問題解決を学ぶ
 9 実社会の人々と協働する(社会参画への基礎)
「学習評価」のデザイン
 1 評価は技術
 2 指導したことを評価する
 3 「思考・判断・表現」は、理解との関係に着目
 4 学習のまとめは、子供の言葉で
 5 単元の「指導と評価の計画」は全体設計図
 6 子供の大切な学びの姿を

第5章 社会科への思い
私の授業を受ける子供はかわいそう
子供は、なぜかわいい?
そうして私たちは少しずつ日本人になっていく

おわりに
著者プロフィール
澤井陽介
国士舘大学教授
《経歴》昭和35年・東京生まれ。社会人のスタートは民間企業。その後、昭和59年から東京都で小学校教諭、平成12年から都立多摩教育研究所、八王子市教育委員会で指導主事、町田市教育委員会で統括指導主事、教育政策担当副参事、文部科学省教科調査官、文部科学省視学官を経て、平成30年4月より現職。
《主な編著》単著『教師の学び方』『授業の見方』東洋館出版社、平成29年7月/『学級経営は「問い」が9割』東洋館出版社、平成28年3月/『澤井陽介の社会科の授業デザイン』東洋館出版社、平成27年3月/編著『子供の思考をアクティブにする社会科の授業展開』東洋館出版社、平成28年3月、ほか多数。
[2020年7月現在]