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教材に-しかけ-をつくる国語授業10の方法-文学アイデア50

桂 聖/編著、授業のユニバーサルデザイン研究会沖縄支部/著


読者対象:小学校教員

出版年月:

ページ数:184

もし、水の入ったコップが机のギリギリの端に置いてあったら―? 教材に「しかけ」をつくるとは、教材の安定を崩すこと。「机の真ん中にコップを置いて!」と言いたくなるように、子どもが自ら「動きたくなる」「話したくなる」…それが本書の「しかけ」です。

 

まえがき……1

第1章教材にしかけをつくる国語授業
    「10の方法」の考え方・進め方 桂 聖

1教材にしかけをつくるとは?……12

2「10の方法」の具体例……16
 方法1▼順序を変える……17
 方法2▼選択肢をつくる……18
 方法3▼置き換える……19
 方法4▼隠す……21
 方法5▼加える……22
 方法6▼限定する……24
 方法7▼分類する……26
 方法8▼図解する……27
 方法9▼配置する……29
 方法10▼仮定する……30

3実践事例……32
 ―四年「ウナギのなぞを追って」の授業―

4授業づくりのポイント……39
 ◆指導の目的と方法を一致させる……39
 ◆授業のねらいを、ピンポイントにフォーカスする……40
 ◆山場から逆算して、
  「内容→論理」の順序で、活動を構成する……47
 ◆ねらいやレディネスをふまえて、
  しかけの表現を具体化する……49
 ◆教材提示の「順序」「タイミング」「言葉がけ」によって、
  つぶやきから課題を設定する……49
 ◆指導内容の落としどころを「視覚的に」整理する……50

5教材にしかけをつくる国語授業が目指すもの……51
 ◆国語授業のユニバーサルデザイン化を図る……51
 ◆選択的注意の弱さを補う指導方法である……52

第2章文学教材のしかけづくり
    50のアイデア

方法1▼順序を変える……56
 ①挿絵の順序を変える―一年「くじらぐも」……56
 ②文の順序を変える―一年「くじらぐも」……58
 ③挿絵の順序を変える―三年「海をかっとばせ」……60
 ④挿絵の順序を変える―三年「三年とうげ」……62
 ⑤文の順序を変える―三年「ちいちゃんのかげおくり」……64
 ⑥文の順序を変える―四年「三つのお願い」……66

方法2▼選択肢をつくる……68
 ⑦語句の選択肢をつくる―二年「スーホの白い馬」……68
 ⑧文の選択肢をつくる―二年「黄色いバケツ」……70
 ⑨文の選択肢をつくる―二年「スーホの白い馬」……72
 ⑩文の選択肢をつくる―五年「大造じいさんとガン」……74
方法3▼置き換える……76
 ⑪語句を置き換える―二年「スイミー」……76
 ⑫語句を置き換える―三年「きつつきの商売」……78
 ⑬語句を置き換える―三年「海をかっとばせ」……80
 ⑭語句を置き換える―四年「一つの花」……82
 ⑮語句を置き換える―六年「海の命」……84

方法4▼隠す……86
 ⑯挿絵を隠す―一年「ゆうだち」……86
 ⑰記号を隠す―一年「はなのみち」……88
 ⑱題名を隠す―五年「世界でいちばんやかましい音」……90
 ⑲記号を隠す―五年「百年後のふるさとを守る」……92

方法5▼加える……94
 ⑳人物を加える―一年「おおきなかぶ」……94
 挿絵を加える―二年「スイミー」……96
 挿絵を加える―三年「海をかっとばせ」……98
 人物を加える―四年「三つのお願い」……100
 語句を加える―四年「ごんぎつね」……102

方法6▼限定する……104
 挿絵を限定する―二年「お手紙」……104
 挿絵を限定する―二年「ニャーゴ」……106
 文を限定する―四年「ごんぎつね」……108
 語句を限定する―六年「やまなし」……110

方法7▼分類する……112
 文を分類する―一年「だってだってのおばあさん」……112
 挿絵を分類する―二年「スイミー」……114
 語句を分類する―四年「一つの花」……116
 文を分類する―四年「白いぼうし」……118
 文を分類する―四年「ごんぎつね」……120

方法8▼図解する……122
 中心人物の変化を図解する―二年「スイミー」……122
 因果関係を図解する―三年「モチモチの木」……124
 心情グラフを図解する―四年「ごんぎつね」……126
 人物関係を図解する―六年「海の命」……128

方法9▼配置する……130
 挿絵を配置する―二年「ふきのとう」……130
 挿絵・文を配置する―二年「黄色いバケツ」……132
 文を配置する―三年「ちいちゃんのかげおくり」……134
 文を配置する―五年「大造じいさんとガン」……136
 挿絵を配置する―六年「やまなし」……138
 文を配置する―六年「海の命」……140

方法10▼仮定する……142
 文を仮定する―一年「おむすびころりん」……142
 人物を仮定する―二年「お手紙」……144
 文を仮定する―二年「お手紙」……146
 グラフを仮定する―三年「モチモチの木」……148
 文を仮定する―四年「白いぼうし」……150
 文を仮定する―五年「わらぐつの中の神様」……152
 文を仮定する―六年「カレーライス」……154

第3章文学教材のしかけづくり
    実践例

実践①「スイミー」……158
しかけⅠ 挿絵を限定する……160
しかけⅡ 文の順序を変える……162
しかけⅢ 文を仮定する……162

実践②「海をかっとばせ」……164
しかけⅠ 挿絵を配置する……166
しかけⅡ 語句を置き換える……168
しかけⅢ 中心人物の変化を図解する……168

実践③「わらぐつの中の神様」……170
しかけⅠ 語句を置き換える……172
しかけⅡ 人物関係を図解する……172
しかけⅢ 文の選択肢をつくる……174

あとがき……176

参考文献……178

目次
まえがき……1

第1章教材にしかけをつくる国語授業
    「10の方法」の考え方・進め方 桂 聖

1教材にしかけをつくるとは?……12

2「10の方法」の具体例……16
 方法1▼順序を変える……17
 方法2▼選択肢をつくる……18
 方法3▼置き換える……19
 方法4▼隠す……21
 方法5▼加える……22
 方法6▼限定する……24
 方法7▼分類する……26
 方法8▼図解する……27
 方法9▼配置する……29
 方法10▼仮定する……30

3実践事例……32
 ―四年「ウナギのなぞを追って」の授業―

4授業づくりのポイント……39
 ◆指導の目的と方法を一致させる……39
 ◆授業のねらいを、ピンポイントにフォーカスする……40
 ◆山場から逆算して、
  「内容→論理」の順序で、活動を構成する……47
 ◆ねらいやレディネスをふまえて、
  しかけの表現を具体化する……49
 ◆教材提示の「順序」「タイミング」「言葉がけ」によって、
  つぶやきから課題を設定する……49
 ◆指導内容の落としどころを「視覚的に」整理する……50

5教材にしかけをつくる国語授業が目指すもの……51
 ◆国語授業のユニバーサルデザイン化を図る……51
 ◆選択的注意の弱さを補う指導方法である……52

第2章文学教材のしかけづくり
    50のアイデア

方法1▼順序を変える……56
 ①挿絵の順序を変える―一年「くじらぐも」……56
 ②文の順序を変える―一年「くじらぐも」……58
 ③挿絵の順序を変える―三年「海をかっとばせ」……60
 ④挿絵の順序を変える―三年「三年とうげ」……62
 ⑤文の順序を変える―三年「ちいちゃんのかげおくり」……64
 ⑥文の順序を変える―四年「三つのお願い」……66

方法2▼選択肢をつくる……68
 ⑦語句の選択肢をつくる―二年「スーホの白い馬」……68
 ⑧文の選択肢をつくる―二年「黄色いバケツ」……70
 ⑨文の選択肢をつくる―二年「スーホの白い馬」……72
 ⑩文の選択肢をつくる―五年「大造じいさんとガン」……74
方法3▼置き換える……76
 ⑪語句を置き換える―二年「スイミー」……76
 ⑫語句を置き換える―三年「きつつきの商売」……78
 ⑬語句を置き換える―三年「海をかっとばせ」……80
 ⑭語句を置き換える―四年「一つの花」……82
 ⑮語句を置き換える―六年「海の命」……84

方法4▼隠す……86
 ⑯挿絵を隠す―一年「ゆうだち」……86
 ⑰記号を隠す―一年「はなのみち」……88
 ⑱題名を隠す―五年「世界でいちばんやかましい音」……90
 ⑲記号を隠す―五年「百年後のふるさとを守る」……92

方法5▼加える……94
 ⑳人物を加える―一年「おおきなかぶ」……94
 挿絵を加える―二年「スイミー」……96
 挿絵を加える―三年「海をかっとばせ」……98
 人物を加える―四年「三つのお願い」……100
 語句を加える―四年「ごんぎつね」……102

方法6▼限定する……104
 挿絵を限定する―二年「お手紙」……104
 挿絵を限定する―二年「ニャーゴ」……106
 文を限定する―四年「ごんぎつね」……108
 語句を限定する―六年「やまなし」……110

方法7▼分類する……112
 文を分類する―一年「だってだってのおばあさん」……112
 挿絵を分類する―二年「スイミー」……114
 語句を分類する―四年「一つの花」……116
 文を分類する―四年「白いぼうし」……118
 文を分類する―四年「ごんぎつね」……120

方法8▼図解する……122
 中心人物の変化を図解する―二年「スイミー」……122
 因果関係を図解する―三年「モチモチの木」……124
 心情グラフを図解する―四年「ごんぎつね」……126
 人物関係を図解する―六年「海の命」……128

方法9▼配置する……130
 挿絵を配置する―二年「ふきのとう」……130
 挿絵・文を配置する―二年「黄色いバケツ」……132
 文を配置する―三年「ちいちゃんのかげおくり」……134
 文を配置する―五年「大造じいさんとガン」……136
 挿絵を配置する―六年「やまなし」……138
 文を配置する―六年「海の命」……140

方法10▼仮定する……142
 文を仮定する―一年「おむすびころりん」……142
 人物を仮定する―二年「お手紙」……144
 文を仮定する―二年「お手紙」……146
 グラフを仮定する―三年「モチモチの木」……148
 文を仮定する―四年「白いぼうし」……150
 文を仮定する―五年「わらぐつの中の神様」……152
 文を仮定する―六年「カレーライス」……154

第3章文学教材のしかけづくり
    実践例

実践①「スイミー」……158
しかけⅠ 挿絵を限定する……160
しかけⅡ 文の順序を変える……162
しかけⅢ 文を仮定する……162

実践②「海をかっとばせ」……164
しかけⅠ 挿絵を配置する……166
しかけⅡ 語句を置き換える……168
しかけⅢ 中心人物の変化を図解する……168

実践③「わらぐつの中の神様」……170
しかけⅠ 語句を置き換える……172
しかけⅡ 人物関係を図解する……172
しかけⅢ 文の選択肢をつくる……174

あとがき……176

参考文献……178
著者プロフィール
桂聖
筑波大学附属小学校教諭。筑波大学非常勤講師兼任。
山口大学教育学部卒業、放送大学大学院文化科学研究科修了。山口県公立小学校教諭、山口大学教育学部附属山口小学校教諭、広島大学附属小学校教諭、東京学芸大学附属小金井小学校教諭を経て現職。日本授業UD学会理事長、全国国語授業研究会理事、国語教育探究の会会員、全国大学国語教育学会会員、日本LD学会会員、教師の知恵.net事務局、光村図書国語教科書編集委員などを務める。
[2016年1月現在]