授業のUD Books 通常学級のユニバーサルデザイン プランZero2 授業編
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ページ数:152
優れた授業、ユニバーサルデザイン化された授業には、共通して「ひきつける」「むすびつける」「方向づける」「そろえる」「実感させる」という5つのテクニックが存在しています。
本書では、その5つのテクニックが授業でどのように有効なのか、気になる子への支援の視点も含めて明らかにするとともに、1時間の実践や子どものアセスメント、授業内の実践アイディアを収録しています。
第1章 授業をユニバーサルデザイン化する5つのテクニック
1.「より多くの子どもたちに」わかりやすい授業を求めて
2.「教えにくさ」の背景
3.授業のUD化における5つのテクニック
4.特別支援教育的視点から見たUD化の意義
第2章 5つのテクニックから捉えるUD授業の基本形
1.導入部
2.展開部(1)「導入から展開部へうつる場面」
3.展開部(2)「授業の山場となる場面」
4.終末部
第3章 子どもの反応から授業をアセスメントしよう
1.子どもの反応は指導の生き写し
2.「ひきつける」授業のアセスメント
3.「むすびつける」授業のアセスメント
4.「方向づける」授業のアセスメント
5.「そろえる」授業のアセスメント
6.「実感させる」授業のアセスメント
7.まとめ
第4章 5つのテクニックでつくる授業アイディア15
01 ひきつける① 写真や絵でひきつける
02 ひきつける② 動画でひきつける
03 ひきつける③ 「しかけ」でひきつける
04 むすびつける① クイズでむすびつける
05 むすびつける② 数値やグラフでむすびつける
06 むすびつける③ 「みんなことば」でむすびつける
07 方向づける① 選択肢で方向づける
08 方向づける② 比較して方向づける
09 方向づける③ 自由な発言を引き出して方向づける
10 そろえる① 話し合いでそろえる
11 そろえる② 表情マークでそろえる
12 そろえる③ 「材料」でそろえる
13 実感させる① 同じ課題で実感させる
14 実感させる② 活用場面で実感させる
15 実感させる③ 周囲の価値づけで実感させる
第5章 発達につまずきのある子どもの視点から、授業のUD化を検証する
1.なぜ検証が必要か
2.発達につまずきがある子どもが期待する授業とは何か
3.阿部先生の提案する5つのテクニックの検証
4.まとめにかえて