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イラスト図解ですっきりわかる理科

鳴川 哲也・山中 謙司・寺本 貴啓・辻 健/著


読者対象:小学校教員

出版年月:

ページ数:152

新しい小学校学習指導要領は、2020年に全面実施!



新しい学習指導要領が告示され、小学校は2020年に全面実施を迎えます。


まさに今、「資質・能力」「見方・考え方」「深い学び」などのキーワードを巡って、様々な議論が巻き起こっています。


でも、学習指導要領やその解説を読んでも、「何となくわかるような、わからないような・・・」と感じることはありませんか?


ゆる可愛いイラスト図解で、理科のポイントがすっきりわかる!



本書の最大の特徴は、学習指導要領が目指している理科のポイントを、イラストや図でわかりやすく表しているところです。


ゆる可愛いイラストに癒やされながら、いつの間にか理科のポイントをつかめてしまうなんて、忙しい先生にはぴったり! 


まずは気楽にページをめくってみてください。


図解だけ眺めてみたり、本文をじっくり読んだり、学習指導要領と照らし合わせながら読んだり・・・。
いろいろな使い方ができるはずです。


「小学校学習指導要領第2章第4節理科」の付録もついて、とっても便利!



これからの理科教育を担う最強の執筆陣!



本書を手がけているのは、文部科学省教科調査官の鳴川哲也氏をはじめとした最強の執筆陣。
まさにこれからの理科教育を担う4名が集結し、理科の神髄をやさしくわかりやすく読み解いています。


Q&Aコーナーで取り上げている33の疑問は、実際に著者の元に寄せられたものです。
「同じ疑問を抱いていた!」という方も少なくないのではないでしょうか? 


そんな疑問にズバリ答えているので、モヤモヤがすっきり解消すること間違いなし!


はじめに
第1章 新学習指導要領のキーワード
 第1節 目標はどう変わった?
  1 「資質・能力」  
   1-1 「知識及び技能」
   1-2 「思考力、判断力、表現力等」
    ①差異点や共通点を基に、問題を見いだす力
    ②既習の内容や生活経験を基に、根拠のある予想や仮説を発想する力
    ③予想や仮説を基に、解決の方法を発想する力
    ④より妥当な考えをつくりだす力
   1-3 「学びに向かう力、人間性等」
  2 「理科の見方・考え方」
  3 「働かせる」

 第2節 内容はどう読み取ればいい?
  1 「見方」・・・領域ごとの特徴的な視点 
   1-1 「量的・関係的」な見方とは?
   1-2 「質的・実体的」な見方とは?
   1-3 「共通性・多様性」の見方とは?
   1-4 「時間的・空間的」な見方とは?
  2 「考え方」・・・学年ごとに重視したい考え方
   2-1 「比較する」とは?
   2-2 「関係付ける」とは?
   2-3 「条件を制御する」とは?
   2-4 「多面的に考える」とは?
            
 コラム1 資質・能力を育むために
 コラム2 理科におけるプログラミングの考え方

第2章 授業づくりの基礎・基本
 1 授業づくりで大切にしたいこと
  1-1 「問題解決の過程」
  1-2 「自然に親しむ」
  1-3 「科学的」

第3章 授業改善の視点
 1 「主体的・対話的で深い学び」
  1-1 「主体的な学び」
  1-2 「対話的な学び」
  1-3 「深い学び」
 2 全国学力・学習状況調査における活用の枠組み
  2-1 活用の枠組み「適用」
  2-2 活用の枠組み「分析」
  2-3 活用の枠組み「構想」
  2-4 活用の枠組み「改善」
 3 言語活動の充実
  3-1 言語活動の充実を図った「予想や仮説」の設定
  3-2 言語活動の充実を図った「考察」の展開
 4 カリキュラム・マネジメント
  4-1 教科をつなげるカリキュラム・マネジメント
  4-2 単元をつなげるカリキュラム・マネジメント
  4-3 授業をつなげるカリキュラム・マネジメント

第4章 授業づくりのQ&A
 1 何ができるようになるか
  1-1 目標から「実感を伴った理解」という言葉がなくなったけど、もう必要ないの?
  1-2 問題解決の活動を充実させるには、どうすればいいの?
  1-3 学年ごとに重視されている「問題解決の力」は、問題解決の過程の順番に示されているの?
  1-4 目的・計測・制御の考え方に基づいた学習活動って何?
  1-5 「学びに向かう力、人間性等」は内容ごとに設定されている?
  1-6 「科学的な見方や考え方」と「理科の見方・考え方」はどう違うの?
  1-7 「科学的」の捉え方は、これまでと同じでいいの?
  1-8 見方・考え方はどちらを先に働かせるの?
  1-9 各単元で働かせる見方・考え方は限定した方がいいの?
  1-10 毎時間、見方・考え方を働かせるような指導が必要なの?
  1-11 見方・考え方は知識に入るの?
  1-12 見方・考え方を働かせると、習得できる知識及び技能はどう変わるの?
  1-13 見方・考え方が「鍛えられる」「豊かで確かなものとなる」ってどういう意味?
  1-14 「比較」の考え方は、問題を見いだすためだけに働かせるの?
  1-15 「条件制御」を働かせるのは、5年生になってから?
  1-16 見方の「量的・関係的」と考え方の「関係付け」はどう違うの?
  1-17 見方・考え方は評価するの?
  1-18 どうしてプログラミング教育を行うの?
  1-19 担任の先生が行うカリキュラム・マネジメントってどんなもの? 
 2 何を学ぶか
  2-1 3年に「音」の内容が入ったけど、どんなことを学習したらいいの?
  2-2 新設された4年「雨水の行方と地面の様子」では何を教えればいいの?
  2-3 5年「物の溶け方」では、水の中に食塩が均一に溶けていることを表現するときに粒子モデルを使うの?
  2-4 6年「電気の利用」では、発熱を扱わなくてもいいの?
  2-5 プログラミングの授業はどう行えばいいの?
  2-6 6年「人と環境」では、どんな学習をすればいいの?
  2-7 「自然災害に触れる」って、どの程度触れるの?
 3 どのように学ぶか
  3-1 「深い学び」は見方・考え方や資質・能力とどう関係しているの?
  3-2 子供自身が問題を見いだすためにはどうすればいいの?
  3-3 考察はどのように書けばいいの?
  3-4 これまでのものづくりと比べて、どこが変わるの?
  3-5 全国学力・学習状況調査は、今回の改訂にどう関係しているの?
  3-6 「見通し」と「振り返り」は、なぜ重要なの?
  3-7 どうすれば理科を学ぶことの意義や有用性を認識できるようになるの?

付録 
 小学校学習指導要領 第2章 第4節 理科

おわりに
著者紹介
目次
はじめに
第1章 新学習指導要領のキーワード
 第1節 目標はどう変わった?
  1 「資質・能力」  
   1-1 「知識及び技能」
   1-2 「思考力、判断力、表現力等」
    ①差異点や共通点を基に、問題を見いだす力
    ②既習の内容や生活経験を基に、根拠のある予想や仮説を発想する力
    ③予想や仮説を基に、解決の方法を発想する力
    ④より妥当な考えをつくりだす力
   1-3 「学びに向かう力、人間性等」
  2 「理科の見方・考え方」
  3 「働かせる」

 第2節 内容はどう読み取ればいい?
  1 「見方」・・・領域ごとの特徴的な視点 
   1-1 「量的・関係的」な見方とは?
   1-2 「質的・実体的」な見方とは?
   1-3 「共通性・多様性」の見方とは?
   1-4 「時間的・空間的」な見方とは?
  2 「考え方」・・・学年ごとに重視したい考え方
   2-1 「比較する」とは?
   2-2 「関係付ける」とは?
   2-3 「条件を制御する」とは?
   2-4 「多面的に考える」とは?
            
 コラム1 資質・能力を育むために
 コラム2 理科におけるプログラミングの考え方

第2章 授業づくりの基礎・基本
 1 授業づくりで大切にしたいこと
  1-1 「問題解決の過程」
  1-2 「自然に親しむ」
  1-3 「科学的」

第3章 授業改善の視点
 1 「主体的・対話的で深い学び」
  1-1 「主体的な学び」
  1-2 「対話的な学び」
  1-3 「深い学び」
 2 全国学力・学習状況調査における活用の枠組み
  2-1 活用の枠組み「適用」
  2-2 活用の枠組み「分析」
  2-3 活用の枠組み「構想」
  2-4 活用の枠組み「改善」
 3 言語活動の充実
  3-1 言語活動の充実を図った「予想や仮説」の設定
  3-2 言語活動の充実を図った「考察」の展開
 4 カリキュラム・マネジメント
  4-1 教科をつなげるカリキュラム・マネジメント
  4-2 単元をつなげるカリキュラム・マネジメント
  4-3 授業をつなげるカリキュラム・マネジメント

第4章 授業づくりのQ&A
 1 何ができるようになるか
  1-1 目標から「実感を伴った理解」という言葉がなくなったけど、もう必要ないの?
  1-2 問題解決の活動を充実させるには、どうすればいいの?
  1-3 学年ごとに重視されている「問題解決の力」は、問題解決の過程の順番に示されているの?
  1-4 目的・計測・制御の考え方に基づいた学習活動って何?
  1-5 「学びに向かう力、人間性等」は内容ごとに設定されている?
  1-6 「科学的な見方や考え方」と「理科の見方・考え方」はどう違うの?
  1-7 「科学的」の捉え方は、これまでと同じでいいの?
  1-8 見方・考え方はどちらを先に働かせるの?
  1-9 各単元で働かせる見方・考え方は限定した方がいいの?
  1-10 毎時間、見方・考え方を働かせるような指導が必要なの?
  1-11 見方・考え方は知識に入るの?
  1-12 見方・考え方を働かせると、習得できる知識及び技能はどう変わるの?
  1-13 見方・考え方が「鍛えられる」「豊かで確かなものとなる」ってどういう意味?
  1-14 「比較」の考え方は、問題を見いだすためだけに働かせるの?
  1-15 「条件制御」を働かせるのは、5年生になってから?
  1-16 見方の「量的・関係的」と考え方の「関係付け」はどう違うの?
  1-17 見方・考え方は評価するの?
  1-18 どうしてプログラミング教育を行うの?
  1-19 担任の先生が行うカリキュラム・マネジメントってどんなもの? 
 2 何を学ぶか
  2-1 3年に「音」の内容が入ったけど、どんなことを学習したらいいの?
  2-2 新設された4年「雨水の行方と地面の様子」では何を教えればいいの?
  2-3 5年「物の溶け方」では、水の中に食塩が均一に溶けていることを表現するときに粒子モデルを使うの?
  2-4 6年「電気の利用」では、発熱を扱わなくてもいいの?
  2-5 プログラミングの授業はどう行えばいいの?
  2-6 6年「人と環境」では、どんな学習をすればいいの?
  2-7 「自然災害に触れる」って、どの程度触れるの?
 3 どのように学ぶか
  3-1 「深い学び」は見方・考え方や資質・能力とどう関係しているの?
  3-2 子供自身が問題を見いだすためにはどうすればいいの?
  3-3 考察はどのように書けばいいの?
  3-4 これまでのものづくりと比べて、どこが変わるの?
  3-5 全国学力・学習状況調査は、今回の改訂にどう関係しているの?
  3-6 「見通し」と「振り返り」は、なぜ重要なの?
  3-7 どうすれば理科を学ぶことの意義や有用性を認識できるようになるの?

付録 
 小学校学習指導要領 第2章 第4節 理科

おわりに
著者紹介
著者プロフィール
鳴川哲也
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官/国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官・学力調査官
1969年福島県生まれ。福島県の公立小学校教諭、福島大学附属小学校教諭、福島県教育センター指導主事、公立学校教頭、福島県教育庁義務教育課指導主事を経て、平成28年度より現職。
[2019年2月現在]

山中謙司
北海道教育大学旭川校准教授
1971年北海道生まれ。北海道教育大学大学院で学んだ後、北海道の小学校教諭、文部科学省国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部学力調査官・教育課程調査官(小学校理科)を経て、現職に至る。国立教育政策研究所では、全国学力・学習状況調査の問題作成および分析、学習指導要領改訂の作業を担当。専門は、学校臨床・理科教育学。
[2019年2月現在]

寺本貴啓
國學院大學人間開発学部准教授
1976年兵庫県生まれ。静岡県の小・中学校教諭を経て、広島大学大学院に学んだ後、大学教員になる。博士(教育学)。専門は、理科教育学・学習科学・教育心理学。
[2019年2月現在]

辻 健
筑波大学附属小学校理科教育研究部教諭
1973年福岡県生まれ。横浜国立大学教育学部にて学位と修士を取得。専攻は理科教育学。横浜市の小学校に勤務した17年間、一貫して理科授業の研究に取り組む。特に10年間勤務した井土ヶ谷小学校では、研究主任として全国小学校理科研究協議会の全国大会、神奈川県大会の授業会場校として提案を行った。2015年より現職。日本初等理科教育研究会役員、一般社団法人日本理科教育学会『理科の教育』編集委員を務める。歌う理科教師として数々の作品を制作。
[2019年2月現在]