はじめに
第1章 あなたの高校は未来を見据えているか
離島の小規模高校ができること
地域にとっての高校の存在意義
高校の特色化・魅力化
新学習指導要領と観点別評価
資質・能力の三つの柱
観点別評価と「指導と評価の一体化」
知りながら害をなすな
二つの学習評価
「序列付け」は過去のもの
大きく方向転換した学習評価の在り方
マネジメントを司る校長の責任
組織のマインドセットをどうするか
新学習指導要領と高大接続改革
新学習指導要領を理解する
教職員のマインドセット
WHY(なぜ)から始める
ゴールデン・サークル理論
まず校長がWHYを語る
コラム 校長講話1 「予測困難な時代に自分のキャリアを切り拓いていくために」
第2章 学習指導と学習評価の在り方を見直す
授業と学習評価の現実
定期考査を軸とした学習評価
評価とは本来「観点別」である
なぜ定期考査は不要なのか
定期考査ではできないこと
単元や題材のまとまりごとに評価するメリット
単元や題材のまとまりごとに評価するデメリット
観点別評価を前倒しで実践する
まずは問題提起から
単元ごとの評価に移行するために何が必要か
自校の「単元シラバス」を定義する
シラバスの意味
シラバスをつくる意義
“学びの地図”を生徒に手渡す
校訓と資質・能力の三つの柱
二つの地図を合わせ見る
シラバスで変わり始める授業
コラム 校長講話2 「自分の足下を掘れ そこに泉がある」
第3章 学校に創造的な時間を取り戻す
朝課外の“功罪”
朝課外と個別最適な学び
保護者の要請と地域の期待
過去ではなく未来を選ぶ
改革は一気呵成に進める
何が生徒の主体的な学びを妨げるのか
教職員の頭の中の授業計画
生徒の限られた時間と宿題
教職員の声にどう対応するか
次年度方針を決める
教職員の声に応える
WHYから始め、HOWとWHATへ
外部等への説明
試行から見えてきた成果と課題
実践開始当初の試行錯誤
1学期の実践の課題
ドリル教材の単元テストでの取扱い
ルーブリックに対する共通理解
3年生の入試問題演習をどうするか
学校評価で感じた手応え
1年間の実践から言えること
業務改善は「エッセンシャル思考」と「関係の質」が鍵
より少なく、しかしより良く
成功循環モデル
学ぶ機会と雰囲気をつくる
コラム 校長講話3 「今いる場所でベストを尽くす」
第4章 自校のビジョンを明確にする
ビジョンがつくるこれからの高校
地域のよりよい未来づくりに貢献する
小学校のアシスタント・ティーチャー
島のしごとフェア
探究活動
図書室の一般開放
「使う言葉」が組織の文化をつくる
校長の覚悟を示す
言葉が世界をつくる
コラム 校長講話4 言葉が世界をつくる
第5章 これからの学校経営を考える
校長は自校のカリキュラム・マネジメントを語れるか
自校のWHYは何か
セロリ・テスト
自校は何を目指すのか
自校の「弾み車」は何か
弾み車の法則
独自の「弾み車」をつくる
より重要になる戦略的広報活動
「広報」とは何か
なぜ与論高校の取組が記事になったのか
ニュース価値の3要素
選ばれる学校になるために
リーダーとしての学校管理職の役割
まず校長が「学びのリーダー」になる
管理職の三つの職能
マルチステージの人生、高校がやるべきこと
コラム 校長講話5 「これからの時代に求められるリーダーシップとは」
おわりに