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子どもと共に本気で考える! 小学校 5つの「発問」でつくる道徳授業

中村 優輝/著


読者対象:小学校教員

出版年月:

ページ数:136

教師の発問次第で、授業がグンと進み出す、もっとおもしろくなる!
定番教材14本の授業づくりを提案!

本書の概要

子どもが自分事として本気で悩んで考える、5つの発問とは?
丁寧な教材分析と、授業の流れが一目で分かる具体的な展開例で、定番教材14本の授業づくりを提案。教材をBefore→Afterで分析したイラスト図解で分かりやすい!

本書では、前著に基づいた内容項目の考え方をベースに、「道徳科の発問」について記しています。実践部分では、該当する内容項目の解説や14の定番教材の活用のポイント・発問例、そして導入から終末までの実際の授業の流れを2パターン紹介し、子どもと共に本気で考える道徳授業を提案しています。

本書からわかること

「素直っていいこと?」「正直に生きるってどういうこと?」
大人でも迷う発問に、子どもと共に本気で考えたい—

道徳科の授業づくりにおいて、教師の「発問」が大切なことは分かるけれど、どうやって「発問」を考えればいいのか悩む先生方も多いのではないでしょうか。本書では、著者がこれまで感覚的に考えていた「発問」を言語化し、それぞれの「発問」ごとに使う場面やポイント、授業の中での使い方を丁寧に解説しています。

直球発問
問い返し発問
教材理解を促す発問
中心発問
教材を自分事として捉え、道徳的価値に迫る発問

これらの5つの「発問」をつなげて、目の前の子どもの発言やつぶやきから授業をつくることを目指します。

第3章では、内容項目の系統的な解説や指導のポイントをはじめ、教材をBefore→Afterで分析したイラスト図解を定番教材14本分収録しています。さらに、導入から終末までの具体的な発問例を授業の流れに沿って提案しています。

こんなひとにおすすめ

・道徳科の授業づくりを学びたい先生方
・道徳科の「発問」づくりに興味のある先生方
・道徳科の授業づくりに悩んでいる先生方

目次
はじめに ……001
内容項目一覧表 ……006

第1章:理論編 ……011
 ・道徳科の目標
 ・道徳科でできること
 ・発問でつなぐ道徳科授業
 ・そもそも発問とは?
 ・発問と質問

第2章:道徳授業をつくる「5つの発問」 ……021
 〇「5つの発問」とは?
 1直球発問
 2問い返し発問
 3教材理解を促す発問
 4中心発問
 5教材を自分事として捉え、道徳的価値に迫る発問
 〇5つの発問一覧表

第3章:実践編 ……037
 〇実践編活用のポイント ……038
 1年「かぼちゃのつる」(A節度、節制) ……042
 1年「はしのうえのおおかみ」(B親切、思いやり) ……048
 2年「お月様とコロ」(A正直、誠実) ……054
 2年「きいろいベンチ」(C規則の尊重) ……060
 3年「まどガラスと魚」(A正直、誠実) ……066
 3年「ヌチヌグスーチ」(D生命の尊さ) ……072
 4年「いのりの手」(B友情、信頼) ……078
 4年「雨のバスていりゅう所で」(C規則の尊重) ……084
 4年「フィンガーボール」(B礼儀) ……090
 5年「うばわれた自由」(A善悪の判断、自律、自由と責任) ……096
 5年「一ふみ十年」(D自然愛護) ……102
 6年「手品師」(A正直、誠実) ……108
 6年「ロレンゾの友達」(B友情、信頼) ……114
 6年「エルトゥールル号」(C国際理解、国際親善) ……120

まとめ ……126
おわりに ……128
参考文献 ……130
執筆者紹介 ……132
著者プロフィール
奈良県・大和郡山市立平和小学校教諭。X で「ちょぱえもん」(@ doutokuka)として、道徳科の授業の発信を続けている。2023 年12 月時点でフォロワーは約7000 人。『内容項目から始めよう直球で問いかける小学校道徳科授業づくり』2022 年3 月(東洋館出版社)、『生徒指導提要を現場の目線で読む』(東洋館出版社)、『道徳教育』『授業力&学級経営力』(明治図書出版)、『リレー連載「一枚画像道徳」のススメ』みんなの教育技術などに執筆。LINE オープンチャット「Twitter 道徳部」「みんなのがっこう@ 研修部」「子どもも先生も楽しい授業を創る」に所属し、主に道徳科の授業づくりに関する情報を発表している。