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内容項目から始めよう 直球で問いかける小学校道徳科授業づくり

中村 優輝/著


読者対象:小学校教員

出版年月:

ページ数:136

Twitterで話題の道徳科授業の実践者の新提案(Twitter:@doutokuka

本書の概要

「命ってなんだろう?」これが最初の発問。

内容項目について理解を深め、直球で問いかける授業が子どもを「本気の迷い」に誘います!

本書では、『節度、節制』『生命の尊さ』などの各内容項目についての分析と、実際の指導における導入での発問について焦点化しています。各内容項目について発達の段階に合わせた2つの導入例などを詳述しています。

コンピテンシーベースな道徳科の授業づくりを考えることで、教材に左右されず、答えありきの授業ではなく、子どもが自分事として参加する授業を行うことができます。

「授業がどうも価値観の押し付けになってしまう」

「子どもから模範解答のような発言しか出てこない」

などでお困りの先生のお役に立てれば幸いです。

目次
はじめに

第一章 直球で学習指導要領を読む!
1 内容項目とは……の前に
2 内容項目とは
3 内容項目の4つの視点
4 どうして内容項目が大切であると考えるのか
5 教材文を「きっかけに」考える
6 学習指導要領解説を読んで、授業づくりの時間短縮?
7 終末の振り返りの視点

第二章 直球で問いかける! 内容項目別授業準備&発問例
1 直球道徳の授業とは
2 直球のよさを引き出す、二球目以降の変化球

A主として自分自身に関すること
善悪の判断、自律、自由と責任
正直、誠実
節度、節制
個性の伸長
希望と勇気、努力と強い意志
真理の探究

B 主として人との関わりに関すること
親切、思いやり
感謝
礼儀
友情、信頼
相互理解、寛容

C主として集団や社会との関わりに関すること
規則の尊重
公正、公平、社会正義
勤労、公共の精神
家族愛、家庭生活の充実
よりよい学校生活、集団生活の充実
伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度
国際理解、国際親善

D主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること
生命の尊さ
自然愛護
感動、畏敬の念
よりよく生きる喜び

第三章 子どもたち一人一人を励ます評価
1 道徳科の評価
2 道徳科の評価について校内で伝えたこと
3 実際の評価例
4 発表することだけが、考えているのではない
5 文章を書くことが苦手な子どもでも、発言、絵、音声吹きこみで!
6 ICT端末を活用した道徳科の評価
7 毎時間、板書の写真を撮る

あとがき
参考文献
著者プロフィール
奈良市立大安寺小学校教諭
Twitterで、ちょぱえもん@道徳おもしろい?(@doutokuka)を運営し、道徳科の授業の発信を続けている。2022年3月時点でフォロワーは5000人超。
『道徳教育』2022年1月号(明治図書出版)に寄稿。
LINEオープンチャット「Twitter道徳部」「みんなのがっこう@研修部」「子どもも先生も楽しい授業を創る」に所属し、主に道徳科の授業づくりに関する情報を発表している。