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資質・能力を育成する授業づくりと学習評価 中学校国語

三藤 敏樹・山内 裕介・髙木 展郎/著


読者対象:中学校教員

出版年月:

ページ数:200

平成29年告示の学習指導要領が目指す国語科の資質・能力とは



平成29年版学習指導要領では、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の3つの柱で、資質・能力の育成を目指しています。そして、それに伴い、評価の観点も「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3点で示されました。
中学校国語科では、これらの資質・能力を育成するために、どのように授業を充実・改善していけばよいのでしょうか。本書では、カリキュラム・マネジメントの在り方を解説するとともに、その取組を通した実践を提案しています。




「学習指導案+学びのプラン」で授業づくりを提案!


学習指導案は、授業をどのように進めていくかという計画書で、
教師が自分自身のために作成するものです。
これに対して、「学びのプラン」とは、この学習指導案に基づいて、
生徒たちのために作成するものです。
つまり、生徒自身が授業の展開やその目的を把握することにつながります。

これからの時代は、より主体的・自律的に学びを深めていくことが求められるでしょう。
そのような時代の学び手を育成するために、本書では、学習指導案とともに「学びのプラン」を提案しています。


はじめに 

第1章 平成 29 年版学習指導要領で求められる国語科の内容
第1節 時代の中に生きる教育
1.「不易流行」 の中にある教育
2.時代が求める教育内容
第2節 学習指導要領改訂における国語
1.国語の授業を通して育成する資質・能力(学力)とは
2.学力観の転換
第3節 国語科における資質・能力の育成とは
1.PISA2018 の結果が示すもの
2.平成 29 年版が求める国語科の資質・能力
3.教材中心の授業から資質・能力を育成する授業への転換
第4節 国語科でカリキュラム・マネジメントを行うことの意味
1.カリキュラム・マネジメントとは何か
2.国語科におけるカリキュラム・マネジメント
第5節 資質・能力の育成に向けた国語科の授業づくり
1.「チーム学校」としての取組
2.国語科における 「問い」 づくりの意味
3.「聴いて 考えて つなげる」 授業
4.国語の授業としての「主体的・対話的で深い学び」
第6節 資質・能力の育成に向けた国語科の学習評価
1.観点別学習状況の評価の確認
2.国語科における評価規準の作り方
3.観点別学習状況の評価と評定への総括
4.学習評価における具体的な留意事項
第2章 平成 29 年版学習指導要領に対応する授業づくり
第1節 国語科のグランドデザインと年間指導計画
1.カリキュラム・マネジメントにおける PDCA サイクル
2.カリキュラム・マネジメントの手順
3.国語科のグランドデザインの作成
4.グランドデザインを基にした年間指導計画の作成
5.単元計画としての学習指導案の作成
第2節 単元の授業づくり
1.国語科の授業
2.単元の授業づくりの基本的な視点
3.授業のつくり方
第3節 資質・能力を育成するための教材の選定
1.「話すこと・聞くこと」の教材の選定
2.「書くこと」の教材の選定
3.「読むこと」の教材の選定
第4節 単元の学習指導案と「学びのプラン」の作成
1.平成 29 年版に対応する授業づくりの基本的な考え方
2.単元づくりと学習指導案
3.単元の学習指導案及び「学びのプラン」の作成
4.単元の学習指導案と「学びのプラン」の具体
5.単元の学習指導案と「学びのプラン」の例
6.ペーパーテストによる「話すこと・聞くこと」の評価について
第5節 学習評価の実際
1.学習評価についての基本的な考え方
2.国語科の学習評価の具体
3.多様な評価方法
4.「評価」と「評定」
5.学習評価とカリキュラム・マネジメント

第3章 平成 29 年版学習指導要領に対応した国語科授業の具体
1.各学年の年間指導計画
2.各学年の学習指導案と学びのプラン
「話すこと ・ 聞くこと」の学習指導案
「書くこと」の学習指導案
「読むこと」(文学)の学習指導案
「読むこと」(説明文)の学習指導案

終章 これからの日本の教育と国語科教育
1. 教育状況の変化
2. 次代が求める教育
3. 学校教育の枠組みの再構築
4. 国語を学校で学ぶことの意味

付録 中学校国語 各学年の観点別学習状況の評価の「2 内容」

おわりに 
目次
はじめに 

第1章 平成 29 年版学習指導要領で求められる国語科の内容
第1節 時代の中に生きる教育
1.「不易流行」 の中にある教育
2.時代が求める教育内容
第2節 学習指導要領改訂における国語
1.国語の授業を通して育成する資質・能力(学力)とは
2.学力観の転換
第3節 国語科における資質・能力の育成とは
1.PISA2018 の結果が示すもの
2.平成 29 年版が求める国語科の資質・能力
3.教材中心の授業から資質・能力を育成する授業への転換
第4節 国語科でカリキュラム・マネジメントを行うことの意味
1.カリキュラム・マネジメントとは何か
2.国語科におけるカリキュラム・マネジメント
第5節 資質・能力の育成に向けた国語科の授業づくり
1.「チーム学校」としての取組
2.国語科における 「問い」 づくりの意味
3.「聴いて 考えて つなげる」 授業
4.国語の授業としての「主体的・対話的で深い学び」
第6節 資質・能力の育成に向けた国語科の学習評価
1.観点別学習状況の評価の確認
2.国語科における評価規準の作り方
3.観点別学習状況の評価と評定への総括
4.学習評価における具体的な留意事項
第2章 平成 29 年版学習指導要領に対応する授業づくり
第1節 国語科のグランドデザインと年間指導計画
1.カリキュラム・マネジメントにおける PDCA サイクル
2.カリキュラム・マネジメントの手順
3.国語科のグランドデザインの作成
4.グランドデザインを基にした年間指導計画の作成
5.単元計画としての学習指導案の作成
第2節 単元の授業づくり
1.国語科の授業
2.単元の授業づくりの基本的な視点
3.授業のつくり方
第3節 資質・能力を育成するための教材の選定
1.「話すこと・聞くこと」の教材の選定
2.「書くこと」の教材の選定
3.「読むこと」の教材の選定
第4節 単元の学習指導案と「学びのプラン」の作成
1.平成 29 年版に対応する授業づくりの基本的な考え方
2.単元づくりと学習指導案
3.単元の学習指導案及び「学びのプラン」の作成
4.単元の学習指導案と「学びのプラン」の具体
5.単元の学習指導案と「学びのプラン」の例
6.ペーパーテストによる「話すこと・聞くこと」の評価について
第5節 学習評価の実際
1.学習評価についての基本的な考え方
2.国語科の学習評価の具体
3.多様な評価方法
4.「評価」と「評定」
5.学習評価とカリキュラム・マネジメント

第3章 平成 29 年版学習指導要領に対応した国語科授業の具体
1.各学年の年間指導計画
2.各学年の学習指導案と学びのプラン
「話すこと ・ 聞くこと」の学習指導案
「書くこと」の学習指導案
「読むこと」(文学)の学習指導案
「読むこと」(説明文)の学習指導案

終章 これからの日本の教育と国語科教育
1. 教育状況の変化
2. 次代が求める教育
3. 学校教育の枠組みの再構築
4. 国語を学校で学ぶことの意味

付録 中学校国語 各学年の観点別学習状況の評価の「2 内容」

おわりに  
著者プロフィール
三藤敏樹
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校副校長 
1963 年横浜市生まれ。國學院大學文学部文学科を卒業し、横浜市立中学校に国語科教員として赴任。在勤中、文部省若手教員海外派遣団の一員としてアメリカ合衆国インディアナ州に赴く。また、横浜市一般派遣研究生として、横浜国立大学大学院を修了。横浜市立港南台第一中学校において、高木教授の指導の下、横浜国立大学教育人間科学部附属中学校とともに文部科学省の「国語力向上モデル事業」の委嘱を受け、教務主任として「各教科等における言語活動の充実」をテーマに研究を推進する。2014 年日産自動車人財開発グループへの派遣、2015 年から横浜市教育委員会事務局教職員育成課指導主事、横浜市立大学非常勤講師(兼務)を経て、2018 年から現職。学校心理士。
[2021年3月現在]

山内裕介
横浜市教育委員会事務局 教職員人事部教職員育成課 主任指導主事
1978 年名古屋市生まれ。静岡大学大学院教育学研究科修了。横浜市立中学校・高等学校教諭を経て、2018 年から現職。学習指導要領の改善に係る検討に必要な専門的作業等協力者(平成29 年告示 中学校国語)
[2021年3月現在]

髙木 展郎
横浜国立大学名誉教授
1950 年横浜市生まれ。横浜国立大学教育学部卒、兵庫教育大学大学院修了。国公立の中学校・高等学校教諭、福井大学、静岡大学を経て、横浜国立大学教授2016 年3 月退官。主な著書に、『変わる学力 変える授業』(三省堂 2015)、『新学習指導要領がめざす これからの学校・これからの授業』(共著、小学館 2017)、『評価が変わる 授業を変える』(三省堂 2019)、『フィンランド×日本の教育はどこへ向かうのか―明日の教育への道しるべ』(共著、三省堂 2020)『資質・能力を育成する学習評価―カリキュラム・マネジメントを通して―』(共編著、東洋館出版社 2020)などがある。
[2021年3月現在]