はしがき
一、国語科における「書くこと」
1 書写と作文
2 「第三の書く」
二、「書くこと」は嫌われている
1 「書くこと」を嫌う教師とその批判
2 研究授業に問題はないか
3 「第三の書く」をふり返る
三、「第三の書く」の展開
1 視写のポイント
2 視写の板書—芦田先生に学ぶ
3 視写のすすめ方とその板書
4 文学教材の視写
四、書くことの多角化
1 聴写
2 筆答
3 書抜き
4 書込み
5 書足し
6 書きまとめ
7 寸感、寸評
8 図表・図式・絵画化
五、「第三の書く」と発問
1 発問応答と話合いで、読みは深まるか
2 「第三の書く」と脱発問
六、文学教材における「第三の書く」
1 物語教材
2 短歌、俳句を読む
七、説明的文章における「第三の書く」
1 読み手が書き手になる
2 どう書替えるか
八、伝記教材における「第三の書く」
1 和井内貞行の伝記を書く
2 志鷹光次郎に、勲章をおくる推せん文と表彰状
おわりに
*解説—桑原隆